カテゴリ:成年後見



2015/09/03
1 提案  死後事務委任契約とは?  これからの生活のことをお考えの方に、死後のお話をすることは大変失礼かと存じます。本当に申し訳ありません。  ただ、任意後見契約をお考えであれば、私たち法律家はぜひ一緒にお考えいただきたいと思う契約の一つです。  特に、一人生活で暮らされている方には、重要な問題なのです。...
2015/07/21
 法定後見制度を利用されている方がなくなった場合、死後事務をどのようにしたらよいのか、後見人であれば、誰でも出会う疑問点である。施設に入っていられる被後見人のほとんどと言っていいくらい、親族との関わり合いが希薄な方であるため、本人が死亡したときに、一番頭を痛めるところである。...
2015/06/07
任意後見と家族信託? 土曜日にお客様のご希望で相談に応じる。 Q 相談内容は、父が死亡し、母に相続させたが、その母が一戸建ての自宅に一人で居住しているため、心配であると言う娘さんAからの相談である。 お母さんの相続人は娘さんAとBの二人であるが、父の死亡時の相続手続きで大変な思いをしたので、どうすればいいのかと、いう相談であった。...
2015/01/09
家裁が押し進める後見信託は、ある意味で自己決定権を尊重するという 成年後見制度の理念に反するという記事に遭遇する。 私たち専門家も家裁が押し進める後見信託ばかりを行っていると、本来の 成年後見制度とかけ離れた業務になるのではないかと危惧するが、 将来の認知症患者が700万人に達するというデータを目の当たりに...
2014/10/07
被後見人等の居住用不動産を処分する場合には、事前に家庭裁判所に「居住用不動産処分許可」 の申立てをし、その許可を得る必要があります(民法859条の3)。 処分には、売却、抵当権の設定、賃貸借契約の締結・解除、建物取り壊し等があります。 申立てに当たって必要なものは、次のとおりです。 □ 申立書 □ 収入印紙 800円(申立書に貼付) □ 郵便切手...